離婚の原因ランキングです。
2017年 厚生労働省の統計です。
離婚の原因ランキング
1位: 性格の不一致
2位: 浮気
3位: 暴力
4位: 家族や親族との不仲
5位: モラハラ(心理的虐待)
6位: 生活費を渡さない
7位: 浪費やギャンブル・借金
8位: 家族に無関心
9位: 異常性格
10位: 同居に応じない
1位から10位までの離婚の原因を簡潔に説明すると
1位: 性格の不一致
性格の不一致は、夫婦の間で相互理解や共感が欠けることにより、
関係が悪化する要因となります。性格の違いにより、
コミュニケーションや意思決定に問題が生じ、互いに
ストレスを感じることがあります。
性格が合わないと思うことが多く、お互いに仲良くなれません。
2位: 浮気
浮気は、信頼関係を根底から揺るがす重大な問題です。
夫婦の絆や愛情が壊れ、被害者側の深い傷を残すことがあります。
浮気は、信頼を取り戻すのが難しい場合があり、
最初は許しても、後から離婚につながることがあります。
3位: 暴力
家庭内暴力は、DVです。
DVは犯罪です。
暴力は深刻な問題であり、被害者の安全や心身の健康に
直接的な危険をもたらすため、離婚を選ぶことが多いです。
4位: 家族や親族との不仲
夫婦間の関係において、夫婦の親族や家族との不仲があると、
緊張や摩擦が生じることがあります。家族間の対立や意見の相違が、
夫婦の結びつきや幸福度に影響を与え、離婚を引き起こすことがあります。
夫婦の家族や親族と上手くいかなくて、いつもケンカが多いとか・・
5位: モラハラ(心理的虐待)
モラハラは、心理的な虐待の一形態であり、パートナーに対して
精神的な苦痛を与える行為や言動を指します。
加害者が被害者を支配したり、自尊心を傷つけたりすることで、
関係が破綻し、離婚に至ることがあります。
心配りや思いやりが足りないため、ひどい言葉で相手を傷つけたりします。
6位: 生活費を渡さない
夫婦間での経済的な問題や負担の不均衡(ふきんこう)は、
関係に大きな影響を与えることがあります。
特に、一方の配偶者が生活費を支払わない場合、
経済的な不安や不満がたまり、夫婦関係の崩壊
します。
お金の問題で揉めることが多く、生活が安定しない。
7位: 浪費やギャンブル・借金
経済的な問題は夫婦関係に大きな負担をかけることがあります。
浪費やギャンブル、借金などの金銭的な行動が問題となる場合、
夫婦の経済状況に不安やストレスが生じ、
信頼関係や安定した生活を脅かすことがあります。
また、浪費やギャンブルは依存症になるため、
反省しても、また繰り返す場合が多いです。
そのため離婚になります。
8位: 家族に無関心
一方の配偶者が家族や子供に対して無関心な態度を示す場合、
夫婦関係が悪化することがあります。家族に対する無関心は、
愛情やサポートの欠如を意味し、関係の疎遠化や不満を
引き起こす可能性があります。
パートナーが家族や子供に無関心で、思いやりや愛情が足りない。
例えば給料だけ入れて夫は何もしないとか、そういう状態を言います。
9位: 異常性格
夫婦間の性格の違いが大きく、異常な行動やパーソナリティ
障害がある場合、関係が困難になることがあります。
異常性格によって、コミュニケーションや相互理解が難しくなり、
夫婦の絆が希薄化することがあります。
分かりやすく説明すると
異常なまでに束縛をしたり、異常なまでに子供に厳しく
しつけをしたりなどです。
傍から見て「これは異常過ぎる」と思われる行動をする人です。
民法770条が定める離婚できる5つの原因があります。
①不貞行為
②悪意の遺棄
※夫婦の同居を拒否したり、婚姻費用の分担をしないことを言います。
夫婦には同居をして互いに助け合う義務があります。
③3年以上の行方不明
④強度の精神病
⑤その他婚姻を継続し難い重大な事由
※「異常な性格」は、これに該当します。
10位: 同居に応じない
結婚後に一緒に親と生活することに反対する、
同居を拒否するなどの問題が生じる場合、
夫婦の関係が悪化することがあります。
同居に応じないことで、夫婦間の距離が広がり、
満足度の低下や離婚の原因になることがあります。
親も最初は同居しなくてもいいと言っていても、
年を取ってくると、いろいろ不安や心配事が増えます。
そして病気になると、誰かが介護をしないといけなく
なったりします。
以上、離婚をする原因のランキングでした。
あなたは、これを見て、どう思いましたか?
「世の中、大変だなあ・・・」と思いましたか?
「私たち夫婦は、大丈夫!」と、安心しましたか?
では、次に、このランキングに出ている問題の
解決策を考えて行きましょう
離婚の原因ごとに、それぞれの解決策を10個お伝えします。
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